空手の心得

一、空手は礼に始まり礼に終わる。
二、先づ自己を知れ面して他を学ぶ。
三、技術より心術。
四、道場のみの空手と思うな。
五、空手の修行は一生である。
六、人の手足を劔と思え。
七、構えは初心者に、あとは自然体。
八、型は正しく、実戦は別もの。
九、力の強弱、体の伸縮、技の緩急を忘れるな。
十、常に思念工夫せよ。